億万長者が室内農場スタートアップPlentyに雨を降らせた
日本発のソフトバンクビジョンファンドが世界を席巻している・・・といった感じでしょうか。孫さんの独特の投資スタイルに世界のベンチャーキャピタリストが戸惑っているなんて記事もありましたね。
日本は人口減少時代ですが、世界的には人口は増えていく、とう予想がされています。2100年には112億人!
食料生産というのはそういう意味ではものすごく重要な産業になってくるんでしょうね。
<和訳ここから>
日本人のビリオネア孫正義の巨大IT投資ビークルソフトバンクビジョンファンドは室内農業スタートアップPlentyの2億ドルの調達を主導した。
孫と一緒にこの動きに参加したのが有名ITビリオネアのエリックシュミットとジェフィベゾスで、それぞれ彼らの投資組織であるEndeavorsとBezos Expeditionsを通じてだ。これまでの投資家達は、VCのDCMを含めてラウンドに参加した。
調達したお金は典型的な農場の530倍の生産能力を誇るPlentyの垂直室内農場の世界展開を支えることになる。
Plentyの農場は木になるフルーツと根菜以外何でも栽培することができ、オーガニック野菜と競争力のある価格で販売をすることができそうだ。
Chief executiveのMatt Barnardは自分達の作物をスーパーオーガニックもしくはオーガニックを超えたもの、と呼んでいる。というのもいかなる農薬や化学肥料もPlentyの作物には使われていないからだ。
投資の結果として、Jeffrey HousenboldがPlentyのボードメンバーに参画する。
同社の最初の作物は非公開ではあるがスーパーマーケットの棚に陳列される予定でサンフランシスコではオンラインで来年注文可能になる予定だ。新しい農場の計画が世界中で進行中で、人が集まっていればどこでも、というのがBarnardが言っていることだ。
今のところ稼働中の農場は2つしかない。1個はサンフランシスコの南部の本社に、そしてもう1個はそれほど人口は多くないWyomingのLaramie、同社のオペレーションの心臓部分だ。
巨大な資金調達でPlentyは種を広げる確かな基盤を持ったとともに競合への競争力も持つことになった。
Aerofarms,、BrightFarms,、Bowery FarmingそしてFreight Farmsこれらは全て室内農場システムを開発中で、より良く新鮮で安い作物をオーガニック作物よりも安いコストで作ろうとしており、拮抗した状況にある。
そしてこの領域は、農業業界が持つような競争に対する成熟と同じような成功の保証は何もない。実際にいくつかの会社、Atlanta-based PodPonics、Vancouver’s LocalGarden そしてChicago-area FarmedHereは存続が難しくなり、ビジネスを閉じざるを得なかった。
SoftBankファンドによるこの投資はこの24時間で発表されたいくつかの数百万ドル単位の調達への参加におけるハットトリックを達成させた。同社のファンドはBrain Corpへの1億1400万ドルのシリーズCラウンドに参加をした。この会社はAIの会社で、ロボットオートメーションソフトウェアを作っている(Visionファンドも参加)。そしてNautoへの1億5900万ドルのシンジケート投資にもコミットした。同社は自動運転技術向けのソフトウェアを開発している会社だ。そして加えてPlentyへの2億ドル。
<和訳ここまで>